セリエA入門

セリエAを観てみたいけど詳しくない方に向けたセリエA入門ブログです!

レッテルを覆す選手達

 

こんにちは、カルロウです。

 

皆さんの人生にも何かしらのレッテル・バイアスに悩んだこともあると思います。

 

もちろんサッカー選手もそうです。例えば某イタリア代表選手みたいにPKを外したとかPKを外したとかPKを外したとかですね()

 

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ただ中にはそういったレッテルを覆した選手もいます。そのような選手を3名紹介します!

 

ジェルビーニョ(Gervinho)

パルマ所属のジェルビーニョ選手です。5年前に日本人にトラウマを植え付けたあの選手ですね。

 

彼は2010-11シーズンにアザールらと共にリールをリーグ1優勝に導いた後、満を持して強豪アーセナルへ移籍。しかし45試合9得点と見事に失敗。そこで2013年にイタリアの名門ASローマへ移籍してしっかりとレギュラーを獲得します。ちなみにこの時、ローマはジェルビーニョ・ドゥンビア・イバルボというウイイレキッズもびっくりなくらい足速い選手を集めていました。

 

それはさておきローマでの活躍後、2016年に彼は中国の河北華夏に移籍。ここで誰もが彼は第一線から退いたと思い、「終わった選手」との烙印を押されました。

 

そして今シーズンにパルマに移籍。彼のプレースタイル的にも衰えてるのでは?という見方が大勢でした。しかしそんなレッテルもなんのその、序盤から爆速ドリブルで相手を無力化していきます。特にカリアリ戦でとんでもないゴールを披露(https://m.youtube.com/watch?v=gCrgfP866Bw)。パルマ躍進の原動力として絶賛活躍中です!

 

アルマンド・イッツォ(Armando Izzo)

次はトリノ所属のイタリア人CBイッツォです。

実はロナウドユベントス移籍報道が過熱している時に、イッツォはトリノ移籍のためにトリノの空港に降りたのだが、見た目が似すぎてロナウドと勘違いされ空港が大混乱になったというエピソードがあります。

 

そんなイッツォですがジェノア所属時代に活躍し、EURO2016に向けたイタリア代表の合宿メンバーに召集されるなど、順風満帆なキャリアを送っていました。

 

しかし、その合宿中に過去の八百長疑惑がかかり、離脱します。この八百長疑惑というのは、2部のアヴェッリーノ所属時代のチェゼーナ戦でナポリ拠点のマフィアがお金を渡してその試合の勝敗を指示し、自身も勝敗にお金を賭けていたというものです。さらにイッツォの兄さんはそのマフィアのメンバー!完全に真っ黒じゃないですか…。という訳で18ヶ月出場停止処分を受けます(後に6ヶ月に短縮)。もう終わった選手だと誰もが思っただろう。

 

こんな紆余曲折があったため、トリノ移籍の際にサポーターからは反発が起こります。しかしシーズンが始まるとすぐにレギュラーを獲得。失点の少なさがリーグ5位の守備陣を牽引し、サポーターの心を掴んでいます。

 

③ルイス・ムリエル(Luis Muriel)

最後はフィオレンティーナ所属のコロンビア人FWムリエルです!

 

ムリエルはウディネーゼ時代の2012-13シーズンに覚醒。22試合11得点(7試合は途中出場)と大活躍し、エル・シャーラウィと共にセリエA年間最優秀若手選手賞を受賞します。その後は伸び悩んだ感もありますがサンプドリアではまずまずの活躍を見せ、スペインの強豪セビージャクラブ史上最高額の2000万€で移籍します。

 

 

しかしそのセビージャでは今季19試合4得点と散々な結果に。セビジスタからは批判の的となり、放出を望むサポーターも多く見られました。この移籍は失敗に終わりました。

 

そして今冬にフィオレンティーナに移籍。この時セビジスタには放出を喜ぶ人さえいました。リーグ戦2試合で3得点といきなりの大活躍。特にリーグ復帰戦となった古巣サンプドリア戦ではスーパーゴール2発を決め強力なインパクトを残した(https://m.youtube.com/watch?v=36o220IOlHQ)。セビジスタもびっくりである。

 

 

以上3人を紹介したが、レッテルを覆した選手はさらにインモービレ、バカヨコ、マジエッロなど沢山います。

スーパースターの活躍も勿論だがどん底から這い上がってきた選手の活躍は私たちの心を揺さぶるものですね。